月とパンダのオーナーシェフの山川です。
私は2011年、福島県で震災を経験しました。
原発事故での被爆や風評被害の影響もあり、2週間ほど水や食料を確保するのも難しい状況でした。
会社の仲間たちがそれぞれ手に入った食料を持ってきて、私がお好み焼きを作ったとき、食べているみんなの笑顔を見て、食のありがたさ、日常の大切さに気がつきました。
そして趣味でやっていた料理をもっと極めたい、多くの人たちを食を通して幸せな気持ちにさせたいと思い、料理人へ転身しました。
私が修行した中国料理店は、化学調理料をいっさい使わず、食材から旨みを引き出す料理でした。
そのため、私は独立開業を考えたとき、水と食材が美味しい場所で店を開きたいと考えてました。
そのとき、生まれ故郷である富山の旬の食材をとても魅力的に感じて、 富山の食材を使った中国料理を作りたいという思いが強くなりました。
その結果、富山で店を開くことになりました。
中国料理 × 無添加 × 富山 = その方程式の答えを私が料理として提供します。
料理人プロフィール
1983年富山市生まれ。
2005年、日本大学理工学部卒業。
2007年、日本大学大学院理工学研究科修了。
2014年、辻調理師技術研究所中国料理課程卒業。
2014年から5年半の間、愛知県豊橋市にある中華菜館 蘭華で修行。
2020年7月、富山市に、中国食堂 月とパンダ を開業。
